春。福岡市で一人暮らしを始めた短大生の莉央(加藤小夏)は、隣に住む浩平(奧野壯)と玄関で初めて遭遇する。一瞬でキュン死した莉央は、すっかり春の戀の予感。
だが、親友の千尋(工藤遙)に隣人との戀愛のハードルを説かれ、前に進めない。
そんなある日、莉央が手料理を振る舞うことになり、浩平はその美味しさに感動する。
すると、まさかの展開が!毎週土曜の夜、莉央の手料理を一緒に食べる約束を交わすのだ!
進展するかと思いきや、ただ食事するだけの関係。おまけに浩平の部屋を訪れる大人の女性(柳ゆり菜)の姿が。
半ば諦めかけた莉央だったが、浩平から思いもよらぬ告白を受ける。そして、二人はただのお隣さんから戀人になる。
3度目の春。莉央は博多で就職、浩平は下関の大學に編入し、お隣生活が終了。それでも浩平は2時間かけ博多でバイトして獻身的に莉央に會いに來る。
しかし、いつしか社會人の莉央とすれちがい破局を迎える。
5度目の春。莉央にとって衝撃的な出來事が起こる?。?br/> はたして、莉央と浩平は“となり”にいられるのか―――